外壁の色選びは、住宅の印象を大きく左右する重要な要素です。
しかし、実際に塗装してみると想像していたイメージと違ったり、周囲の建物とのバランスが悪かったりと、失敗してしまうケースも少なくありません。
そこで本記事では、外壁の色選びでよくある失敗について解説し、失敗を防ぐためのポイントを詳しく紹介します。
これから外壁塗装を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
□外壁の色選びでよくある失敗とは?
外壁の色選びでよくある失敗について見ていきましょう。
1:仕上がりのイメージが違う
実際に塗装してみると、想像していた色と違って見えることがあります。
その原因として、以下のようなことが考えられます。
・面積効果により、広い面積に塗ると色の見え方が変わる
・小さなサンプルでは質感までは再現できない
・日光や影の当たり方で色の見え方が変わる
このような失敗を防ぐには、以下の対策が有効です。
・A4サイズ以上の大きなカラーサンプルで色を選ぶ
・カラーシミュレーションソフトを活用してイメージを作る
・近所にある好みの色の建物を参考にする
2:周囲の建物とのバランスが悪い
外壁の色は、周囲の建物とのバランスを考えて選ぶ必要があります。
無難な色を選んでも、隣家との色の組み合わせが悪いと違和感のある外観になってしまうことも。
逆に、あえて周囲と差をつけた色を選ぶことで、印象的な外観を作ることもできます。
周囲とのバランスを考えるポイントは以下の通りです。
・向こう3軒両隣、道路の向かい側の建物の色を確認する
・立地条件(大通りに面している、緑が多いなど)に合わせる
・地域の景観ガイドラインに沿った色を選ぶ
3:屋根やサッシなどの色との相性が悪い
外壁だけでなく、屋根やサッシ、ドアなどの色との相性も重要です。
外壁の色を変えただけで、全体のバランスが崩れてしまうこともあります。
また、軒天井を塗装する場合は、外壁よりも薄めの色を選ぶとよいでしょう。
影になる部分が暗くなりすぎないよう、白や薄い色で塗装すると重い印象になりません。
□気をつけておきたいポイント
外壁塗装の色選びで失敗しないために、気をつけたいポイントをまとめました。
1:大きなサンプルで色を確認する
小さなサンプルでは色の再現性が低いので、A4サイズ以上の大きなカラーサンプルを用意しましょう。
実際の日光の下で色を確認し、表面の質感もチェックします。
カラーシミュレーションソフトを活用するのもおすすめです。
2:周囲の建物との調和を考える
周辺の建物の色を確認し、街並みに合った色を選びます。
景観ガイドラインがある地域は、ルールに沿った色を選ぶ必要があるので注意しましょう。
地域密着の塗装業者に相談すると、適切なアドバイスがもらえるかもしれません。
3:屋根やサッシなどとの相性をチェックする
外壁だけでなく、屋根やサッシ、ドアなどの色との相性を考えることが大切です。
トータルでバランスの取れた配色になるよう、慎重に色を選びましょう。
軒天井は外壁より薄めの色を選ぶと、重たい印象になりにくいです。
4:明るさの変化も考慮する
晴れの日と曇りの日では、色の見え方が変わります。
施工写真を見る際は、影になる部分と日が当たる部分の両方をチェックし、明るさの変化も考慮に入れましょう。
□まとめ
外壁の色選びでよくある失敗として、仕上がりのイメージが違う、周囲の建物とのバランスが悪い、屋根やサッシなどの色との相性が悪いという点が挙げられます。
失敗を防ぐためには、大きなサンプルで色を確認し、周辺の建物との調和を考えることが大切です。
また、屋根やサッシなどとの相性をチェックし、明るさの変化も考慮に入れましょう。
これらのポイントを押さえて、理想の外壁の色を選べば、失敗することなく満足のいく仕上がりが期待できるはずです。
ぜひ参考にして、外壁塗装を成功させてください。
当社は、福岡市を中心に春日市・大野城市・筑紫野市・太宰府市などで外壁や屋根の塗装のお手伝いをさせていただいています。
何かお困りの方はぜひ当社までご相談ください。