トタン屋根は、日本の住宅や倉庫、店舗などでよく見られる屋根材料です。
しかし、その塗装方法やメンテナンスについて十分に知っていますか。
特に建ててから長く経過している古いトタン屋根は、劣化が進んでいる可能性が高いです。
今回は、トタン屋根塗装の詳しい工程と注意点について解説していきます。
□トタン屋根の塗装工程
トタン屋根の塗装は以下の工程に沿って進められます。
1.塗装前の確認
つくられてから長い時間が経過したトタン屋根は、色褪せやサビ、劣化が進んでいることが多いです。
まずは、屋根の現状をしっかりと確認しましょう。
2.高圧洗浄
年月とともにトタン屋根には、雨や風で持ち込まれた汚れやほこりがこびりついています。
高圧洗浄機を用いて、これらの汚れをしっかりと取り除くことが大切です。
3.ケレン作業
トタンや他の金属建材を塗装する前に、ケレンという錆びを除去する作業が必要です。
この作業により、新しい塗料がしっかりと屋根に付着するようになります。
4.軒先の注意
トタン屋根の軒先は、雨水や風の影響を直接受けやすい部分です。
そのため、特に腐食や錆の進行が早まることが知られています。
軒先部のメンテナンスは特に重要です。
5.錆止め塗料の塗布
ケレン作業後、トタン屋根全体に錆止め塗料を塗布します。
この塗料は、新しい錆の発生を防ぐためのもので、トタン屋根の寿命を延ばすためには欠かせません。
6.中塗りと上塗り
錆止め塗料の後、着色された塗料を2回塗布します。
この工程により、屋根の色や質感を長持ちさせられます。
7.工事完了と今後のメンテナンス
トタン屋根の塗装が完了したら、定期的な点検やメンテナンスが必要です。
特に10から15年ごとの再塗装を検討することで、トタン屋根の寿命がさらに延びることにつながります。
□自分でトタン屋根を塗装する際の注意点!錆止め効果のある塗料を使いましょう
トタン屋根の塗装は、専門的な知識や技術が必要です。
自分で塗装する際には、適切な塗料を選択したり、工程をしっかり確認したりする必要があります。
また、下塗り材には錆止め効果のあるものを選ぶことが重要です。
錆止め効果のある耐久性の高いものを選ぶことで屋根を長持ちさせられます。
安全かつ正確に作業を行うには、当社のような塗装会社に施工を依頼するのがおすすめです。
専門家の意見やアドバイスを取り入れることで、より長持ちするトタン屋根にできます。
□まとめ
トタン屋根の塗装には、多くの工程や注意点があります。
この記事を参考に、理想的なトタン屋根の塗装を目指しましょう。
定期的なメンテナンスや再塗装を行うことで、トタン屋根の寿命を延ばし、快適な住まいを保てます。
当社はお客様に寄り添って、屋根や外壁の塗装を行う会社です。
福岡市を中心に春日市・大野城市・筑紫野市・太宰府市などで外壁または屋根塗装を検討している方はお気軽にお問い合わせください。